オステオパシー施術に向かない人?

オステオパシーは生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで、誰にでも効果を発揮できます。

ただし、なかには向かない人がいます(効果が出ない、という訳ではありません)。

それは…

”安直な癒し(マッサージなどによる手軽な快感)を求める人”です。

オステオパシーは痛みを緩和し、さまざまな症状を和らげますが、強い力でマッサージをされた後のような快感はほとんどありません。

特に男性の方に多いのですが、施術後に「何も感じなかった」と言われる方がいます。

一方、女性の方だと「身体が温かくなった」と言う感想を持たれる方が多い傾向にあります。

根本的な痛みから解放されたいという方以外の、一時的に気持ち良くなりたいと言う方には、私はマッサージをおすすめします。

ただし、前回書いたようにマッサージは受け過ぎるとマッサージ慣れして筋肉が余計に硬くなるという、悪循環に陥る可能性があるのでご注意ください。

オステオパシーは優しい力のため、施術を受けられている方は自分が何をされているかわからない場合もあります。それでもきちんと症状が改善されて行く、それが私が行うオステオパシー誇張法の最大の利点です。

身体の痛みでお困りの方は、ぜひ一度ご気軽にご相談ください。


ありがとうございました。

オステオパシーを勧める理由

私がオステオパシーを進める理由…それは身体への負担が少ない上に、結果が現れやすいからです。

身体に痛みが出たときの改善策として、ほとんどの人が真っ先に思い浮かべるのはマッサージだと思います。マッサージは筋肉を直接刺激して瞬間的に血流を良くし、気持ちを良くさせます。

ただし、あまり強い力で身体を押されると、身体への負担が大きくなるばかりではなく、押される力への防御作用として自身の筋肉を余計に硬くしてしまうと言う弊害が発生します(注.本当に上手な人がポイントだけを抑えて行うのであれば、話は変わってきます)。

オステオパシーは優しい力のため、そのようなことは起こりません。

優しい力は身体の奥にまで届きます。”届く”というよりも”響く”と言う方が合っているのかもしれません。

オステオパシーによる施術を受けて頂くと、身体の奥が温かくなる感じを受けられる人がいます。これが血流が良くなっている証拠です。

身体の痛みでお困りの方は、ぜひ一度ご気軽にご相談ください。


ありがとうございました。

どうして身体の調子が良くなるの?

なぜ、オステオパシーで身体の調子が良くなるのか…

簡単に答えると”血の流れが良くなるから”です。

血液は様々な栄養を身体に運んでいます。

しかし、筋肉や靭帯のこわばりで毛細血管が圧迫され、血が通わなくなってしまうと問題が発生します。

オステオパシーでこわばりを開放することにより、血流が良くなって問題が解消されます。

血流が良くなり酸素などの栄養が届くなる様になると共に、体内の異物を除去する白血球の働きが活性化して異常を取り除きます。

また、仙骨から脊椎を調整することで、脳を覆っている膜である硬膜のひずみを解消し、脳脊髄液の流れを正常に戻します。

これにより、自律神経(交感神経・副交感神経)の調子を整えることが出来ます。


マッサージ、整体、カイロプラティクス…これらの多くは血流の改善を目的としており、そのアプローチ方法が異なるだけであると私は考えています。

ご興味のある方は、ぜひ一度ご気軽にご相談ください。


ありがとうございました。

オステオパシーってどんなことをするの?

実際にオステオパシーの施術とはどの様なことを行うのか、簡単に説明します。

症状により異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。

①問診、触診

②仙骨の調整
お尻の所にある骨、仙骨を調整します。お客様に仰向けに寝て頂き、施術者(私)の手を5分~10分程仙骨にあてます。

③頚部の調整
仰向けのまま、首を構成している骨、頸椎(1~4番)を緩めます。

④頭蓋骨の調整
後頭骨をはじめとした頭蓋骨の調整を行います。

⑤腰背部の調整
腰椎5番から頸椎5番までを下から順番に緩めて行きます。お客様には椅子に座って、またはうつ伏せになって頂き行います。

⑥四肢の調整
問題のある部位を個別に緩めて行きます。お客様に無理のない姿勢で行います。

施術時間は、高校生以下および年配の方は45分以内、青壮年の方は1時間以内を目安として行います。

オステオパシーは施術に時間がかかるため(症状によってはすぐに済むこともあります)、一般的な接骨院などではその技術の一部だけ用いるところがほとんどですが、当治療室ではお客さま一人一人と向き合い、最適なオステオパシー施術を全身に施します。

オステオパシーは、1~5gの優しい力で行う施術のため、痛みを感じることがほとんどありません。

お身体の気になるところがある方は、是非一度ご気軽にご相談ください。

ありがとうございました。

オステオパシーって何?

オステオパシー…あまり聞きなれない言葉かもしれません。

オステオ(osteo)は骨、パシー(pathy)は療法を意味します。

1800年代、アメリカの医師アンドリュー・テイラー・スティル博士が「病気の人には筋肉や骨格に異常がある」と考え、その異常を取り除きバランスを整えることで病気や痛みが改善されていくことを発見しました。

オステオパシー療法は手術・注射・投薬を一切行わずに、素手の手技療法で人体に秘められている自然治癒力を最大限に発揮させます。

適応症状は幅広く、また、その手技も非常に優しい力(1~5g)で行うため、痛みを感じることはほぼありません。


アメリカで生まれたオステオパシーですが、現在では様々な手法が存在しています。

私の所では”オステオパシー誇張法”と呼ばれる、日本におけるオステオパシー療法の祖である齋藤巳乗先生が体系化された方式を用いています。

その齋藤巳乗先生から直接学び、現在沖縄でオステオパシーの施術室を営んでいる岩井浩二先生のもとでオステオパシーを私は学びました。いわば、齋藤巳乗先生の直系となるオステオパシー施術者の一人です。

病院では治らない・原因が分からないと言われた、手術はしたくない、接骨院・整骨院に通っているのになかなか痛みがひかない…そのような方はぜひ一度ご相談ください。

身体の痛みや不調についてお悩みのある方に、少しでも力になれればと思っています。


ありがとうございました。